Kuwaken blog
日々是奮闘記
「ジモト企業と語る会」
10月25日(金)に、みどりの杜木城学園で行われた、「ジモト企業と語る会」に参加させていただきました。
主な目的は、ジモトを支える企業で働く人との対話を通して、働く意義を捉え直す。働く人のおもいにせまり、自己の在り方や生き方についての考えを深める。
1コマ25分の限られた時間で、どう組み立てれば私たちの「おもい」を生徒さんたちに伝える事が出来るのか。
建設業の社会的責任と役割とは何か、ジモト企業である桑原建設が、ジモト企業としてどう向き合い、どう貢献しているのか。
出席してくれた木城学園の生徒さんたちが、進学や職業、生き方などについて考える場面での一助になれば幸いです。
「ご安全に!!」
「クワハラケンセツ!! クワハラケンセツ!!」
今年も、比木神社の「お里まわり 御神幸祭」が行われました。
「御神幸祭」の御一行、大きな声で「クワハラケンセツ!! クワハラケンセツ!!クワハラケンセツ!! クワハラケンセツ!!」と叫びながらお御輿を担いで、桑原建設に立ち寄って下さいました。
神事が行われ、無病息災、商売繁盛などを祈願して神楽が舞われました。
「お里まわり」は、昔「福地王」が、お世話になった家々を訪ね回ったことが由来だと言われています。
蒸し暑い一日だったので、さぞかしビールが旨かったのでは・・・・
「有難うございました。」 「ご苦労様でした。」
「ご安全に!!」
「未来に残したい伝統工法」
都の泉酒造の解体現場に行って来ました。
今日は、倉庫として使われていた建物の、外壁と内部の土壁を手作業で壊す作業中でした。
壁は、竹小舞の土壁です。
先人が、手間暇掛けて造った小竹舞の土壁を壊すのを見つめながら、複雑な気持ちになりました。
小竹舞の土壁は、未来に残したい日本の伝統工法ではないでしょうか。
竹小舞とは、土壁の下地に使う細い竹のことです。 土壁の下地を小舞といい、竹などの素材を格子状に編み込んで構成されています。 また土蔵など塗りが厚い場合は、竹の代わりに木などを用います。
竹小舞の土壁は、小舞竹を格子状に編み込み、両面から藁(ワラ)を混ぜた土を何重にも塗り重ねて塗っていく伝統的な工法です。 調湿性に優れているため、蓄熱効果や内部結露対策に効果がある他、耐震強度も上がります。また、100%自然素材であることから、シックハウスなどの心配もありません。
「ご安全に!!」
「土方殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の三日も降ればよい」
「土方殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の三日も降ればよい」・・・昔から、「土方」を天候に左右される職業に言い換えた都都逸がありました。「大工」・「漁師」・「百姓」等々
建設業、特に土木工事は天候に左右されやすい仕事です。
雨が降れば現場での作業は中止になり、工期が間近に迫っている場合は気を揉みます。
天候不良にも関わらず、現場作業を決行すれば、事故発生のリスクが高くなるので、作業を中止せざるを得ません。
宮崎ではこのところ雨続きで、どの現場でも進捗管理に苦慮しています。
「ご安全に!!」
「プロジェクトX」
先週のプロジェクトX・・・・NHK
2011年、東日本大震災の直後、津波による大量のがれきで道路が塞がれ孤立集落が多発。救助も支援物資も届けられず住民は命の危機に陥った。そのとき立ち上がったのは地元の建設業者たち。重機でがれきの山に突入し道を切り開いた。特に被害が深刻だった岩手県釜石市鵜住居の孤立集落では、炊き出しを行う「おにぎり部隊」、遺体を収容する消防団など、みんなが力を合わせ生き抜いた。“命の道”をつなげた人々の6日間の闘い。
瓦礫の向こうで待っている人がいる。故郷を守るのは自分達しかいない。
瓦礫で埋まった2.5キロの道路を切り開き、緊急車両を通すこと。
道路を切り開き、支援物資が届けられたときの喜びは、例えようがなかったに違いない。
木城町には、石河内地区がある。会社内で語り継がれている話だが、石河内地区が台風災害で孤立した時に、桑原建設の先輩たちが、倒木を切り、流れ出た土砂を押しのけて被災地に到達した時に、住民の方々が涙を流して喜んで下さったと伝え聞いている。
故郷を守るのは、自分達しかいない。土木屋の使命感には、共感できるものがあるような気がする。
「ご安全に!!」