Kuwaken blog
日々是奮闘記
「道のありがたさ」
2022-10-28
今朝の宮日新聞「窓」の欄に、「道のありがたさ」と題しての投稿がありました。
普段なら町まで20分ほどの道路が通れず、迂回路を使って1時間30分もかかった。たびたび通院にも使っていた道。やっと通れるようになり、そのありがたさがつくづく分かった。
この投稿を読んで、改めて建設業の社会的責任を痛感しました。
地震や台風、大雨などで災害が発生した時には、地元の建設業が真っ先に災害現場に向かい、土砂や倒木などを撤去するなど迅速な復旧活動を行います。
9月に日本列島を襲った台風14号の爪痕は大きく、県北地域では、依然として不便な生活を強いられている住民、地域があることに悲痛な思いがします。
一方、高千穂峡では、9月27日に 観光の目玉である貸ボートが 41日ぶりに営業を再開したという嬉しいニュースがありました。
一刻も早く、安全で安心な生活が取り戻せるよう願うばかりです。
「KY」
2022-10-25
「空気」を「読め」ではない。
建設業界での「KY」は危険予知の頭文字で、建設現場作業の際、安全衛生・ゼロ災害運動のひとつとして「KYK」(危険予知活動)という形で使われています。
「KYK」とは、建設業などの現場で発生が予想(予測)されるリスクを予め確認し、安全確保を図る活動のことです。
「ヒヤリハット」を明確にし、幸い重大な事故や災害にはならなかったものの、一歩間違えば人身に関わる重大な事故に繋がる可能性のある事象(事例)を確認することで、重大事故の未然防止に繋げる活動です。
「ご安全に」の合言葉と同じように、自分を守り、一緒に働く仲間を守り、会社を守ることに繋がる重要な活動です。
桑原建設でも勿論、全体朝礼や現場朝礼、主任者会議等で必ず「ヒヤリハット」の事例確認と「KYK」を実施しています。
「ご安全に!!」
「ご安全に」
2022-10-20
「ご安全に」建設業界では聞き慣れた言葉
桑原建設では、全員朝礼や現場ごとの朝礼等の締めの言葉として「ご安全に」と全員指差で挨拶します。
「今日も一日 ご安全に」活動は、この、「ご安全に」を「私は ケガをせず無事に帰宅します」「私は仲間の作業の安全を確認します」「私はお客様の安全を確保します」と解釈し、自分を守り、仲間を守り、お客様を守り、事業場における労働災害防止に努める 活動です。(厚生労働省HPより)
「ご安全に」は、1600年代にドイツのエールツ山系の炭鉱夫たちの間で使われていた挨拶で「ご無事で」という挨拶が由来だそうです。
日本では、昭和28年に住友金属工業で「ご安全に」の言葉が使われたのが最初で、その後鉄鋼業界を中心に広まったといわれています。
「ご安全に」・・・・残念ながらmaid in japanではなかった。
自分を守ることは勿論ですが、この言葉は、一緒に働く仲間を思いやる気持ちも込められた言葉です。
「ご安全に」と言葉を発することで、お互いが安全意識を喚起する掛け声になっています。
一日の終わりには、全員がケガもなく元気に我が家に帰り着くことがみんなの願いです。
「ご安全に!!」
日常・非日常
2022-10-05
土木学会のホームページにこんなのを見つけました。
「土木の役割」
毎日、朝起きて、顔を洗い、朝ご飯を食べ、歯を磨き、学校・会社・買い物などに出かけます。その間、あなたは何を使っていますか? 何が必要ですか? 水、食事を作るガス、明かりを灯してくれる電気、それはどこから来ているのでしょう?
学校などの目的地までは、道を歩いたり、橋を渡ったり、電車などを利用したりしていますよね。学校などでも水や電気を利用し、帰って来るときも道路や交通機関を利用して家に帰り、明かりをつけて、部屋を暖めたり冷やしたりし、食事や入浴をして眠ります。そんな生活の中で当たり前になっている水、電気、ガス、道路、交通機関などをつくり、みんなの生活を日々支えているのが土木です。
あなたの生活を潤す水、明かりを灯してくれる電気、ガスなどがどこから届いているのか調べてみませんか? それらがどのようにして(どのような設備で)送られて来ているのか調べてみませんか? 毎日歩いている道路や交通機関がどのようにしてつくられているのか調べてみませんか?
いつもあなたの身近にあって、あなたの生活を支えてくれる土木が、きっと目に見えてくると思います。
以上です。
日常では、電気が明かりを灯し、蛇口をひねれば水が飲める、そんな生活が当たり前で何の不自由もなく暮らしている。
だがひとたび、台風や地震などの自然災害に見舞われたら為すすべもない。
桑原建設は、地元に根差した企業として、地域に暮らす人達が安全で安心して住んでいけるように、ハード面での環境づくりを心掛け、インフラ整備や災害時の対応など、多岐に渡って地域住民の暮らしを支える会社です。
安全で安心な暮らしが出来ているのは、私たち建設業があるからと言っても過言ではないでしょう。
いわば「縁の下の力持ち」です。
私たちは、大雨や台風、地震などの災害時に、いち早く復旧活動にあたる建設業の社会的使命を果たす重要な役割を担っていることに何の疑問もなく誇りを持って仕事に専念しています。
オニバス
2022-09-21
木城町には県の天然記念物がある。
岩淵大池に自生するオニバスだ。
宮崎県内で唯一の自生地だそうです。
一度は絶滅したのではないかと聞いていた。
調べてみると、平成18年までは自生していたが、その後、自生しないことから地元の方が、池の底に眠っている種を、一旦近くの田んぼで大切に育て、株を大池に移したそうです。
オニバスの種は底に沈み毎年芽吹くとは限らず、数年後に芽吹くこともあるそうです。
地元の方の地道な保護活動により絶滅を免れました。
ちょうど今頃が開花時期ということで、通勤途中に毎朝確認していますが、台風14号の影響を受け、葉っぱは痛みオニバスの花は確認できませんでした。
ちなみに、岩渕大池の整備工事は桑原建設が施工しました。






